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2021.05.06

お知らせ

気密性のお話

 
前回、断熱について少しお話をしましたが、
 
今回は「気密性」について
お話をします。
 
「気密性」というのは何かというと、
住宅の隙間を無くして密閉性を高める事を意味します。
 
密閉してしまうと風通しが悪くなるのでは・・・
と思う方もいらっしゃるかと思いますが
隙間がある事で、お部屋が温まりにくく、
隙間風で寒く
外から有害物質も入り込んでしまう可能性もあります。
 
 
では、なぜ
気密性が良いのか簡単にご説明します。
 
1.省エネルギーで快適な温度を保つ
気密性が低いお家では、夏は蒸し暑い風が入り込み、
エアコンの消費率もかなり上がってしまいます。
また、冬はあたたかい空気が天井へ抜け、
冷たい空気が足元から入り込んできます。
気密性が高ければこういった不快感を無くすことが出来ます。
 
2.壁の中の結露を防ぐ
外壁に隙間があると湿気が入り込み、
壁の中が結露し、柱を腐らせカビが発生します。
家の腐敗や健康被害を防ぐためにも気密性は大事です。
 
3.換気を効率よく行って
嫌な臭いや有害物質の発生を防ぐ
隙間の多いお部屋は、
換気扇でうまく換気されず淀んだ空気が溜まってしまいます。
淀んだ空気を作らないために気密性を高くし、
空気の流れを効率よく行う事で、
いつも新鮮で綺麗な空気を保つことができます。
 
気密性というのは断熱性と比例して大事だという事が良く分かります。
気密性を高めることは
断熱の質を更に高められるので
より良い快適な暮らが出来るという事になります。
 
次回は、高断熱、高気密のお家にする為には
どうしたらいいのか
という事をご説明したいと思います♪

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